動脈硬化の症状が把握できる身体的箇所を大きく分けると、脳、心臓、足の3つだといわれています。
では、具体的に動脈硬化によって引き起こされる病気にはどうようなものがあるのでしょうか。
まず、脳の部分についての病気には、脳卒中、眼底出血があげられます。
脳卒中には、脳梗塞、クモ膜下出血、脳内出血、脳血栓、の4種類がありますが、そのどれもが死因に結びつく可能性の高い病気といわれ、仮に、手術が成功したとしても、重い身体的後遺症や言語障害に陥ることがある恐ろしい病気です。
その為、脳卒中は手術の難しい病気であることでも有名です。
眼底出血は、視覚障害から最悪失明の危険が伴うといわれています。
次に心臓部位についての病気ですが、狭心症、心筋梗塞、胸部大動脈瘤があげられます。
狭心症とはその名のとおり、心臓の動脈の内腔が狭くなることによって苦しくなる病気で、血液が心臓に十分にいかなくなり、胸に強い圧迫感や痛みを伴います。
心筋梗塞は、狭くなった心臓につながる動脈が、血の塊により完全に詰まってしまった状態をいいます。
狭心症が悪化した状態と考えるとわかりやすいかもしれません。
血流がストップしてしまうので、心臓は酸素不足となり、心臓の筋肉細胞は死んでしまいます。
狭心症同様、胸部の激しい痛みを伴い、最悪死に至ることもある病気です。
胸部大動脈瘤は、大動脈内に血の瘤(こぶ)ができ、悪化して破裂を起こす危険性があります。
万が一破裂した場合、ショックや呼吸困難などを起こし死に至ることもあります。
また大動脈瘤は胸部以外に腹部にもできるといわれています。
最後に足(お腹から下)部分についてですが、腹部大動脈瘤、腎硬化症、腎不全、足の血行障害があげられます。
腹部大動脈瘤は胸部の場合と同じく、大動脈内にこぶができ、破裂すると腹部の激痛や呼吸困難につながります。胸部と違うのは、へそのあたりが異常にふくらみ、脈打つ感じが伝わってくるという目に見える外的な症状があらわれるところです。
腎硬化症、腎不全は、腎臓の機能が低下、もしくはストップすることで、体内の老廃物がろ過されなくなり体外に放出できなくなって、血中に毒素、老廃物がまわり、蓄積されることになる病気です。重症になると尿毒症となり、死に至る場合もあります。
足の血行障害も侮れません。
動脈がつまることによって最悪歩行不能になるケースもあります。
このように動脈硬化が原因で起こる病気をたくさんあげてきましたが、これらが併発して起きる場合もあります。日々の生活習慣の改善、予防に努め、動脈硬化につながらないようにしたいですね。
動脈硬化の症状と原因などについてみていきましょう。動脈硬化が始まるのは10代。そして40歳を過ぎる頃に動脈硬化の症状が出始めることが分かっています。高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙などは動脈硬化に悪い影響を与え、動脈硬化が進行すると心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。
虚血性心疾患とは動脈硬化によって起こるといわれる狭心症や、心筋梗塞のことをまとめて扱うときの言葉です。虚血というのは「血がない」という意味で、心臓に十分な血液が届いておらず、酸欠を起こしている状態を指します。動脈硬化の危険因子といわれる高血圧、高脂血症、痛風、糖尿病、肥満、ストレスなどは、同時に虚血性心疾患の要因となります。
脳卒中には、脳梗塞、クモ膜下出血、脳内出血、脳血栓、の4種類がありますが、そのどれもが死因に結びつく可能性の高い病気といわれ、仮に、手術が成功したとしても、重い身体的後遺症や言語障害に陥ることがある恐ろしい病気です。その為、脳卒中は手術の難しい病気であることでも有名です。眼底出血は、視覚障害から最悪失明の危険が伴うといわれています。
動脈硬化は主に脳、心臓、足に集中して起こりますが、今回は下肢(足)の動脈でおこる閉塞性動脈硬化について述べます。、動脈硬化とは血管にコレステロール等が溜まり、血管内がせまくなったり、詰まる状態をいいます。
動脈硬化の症状は気づかないうちに進行し、気づいたときには対処しようがない状態に陥っている場合があるといいます。そういった意味で動脈硬化のことを「沈黙の病気」、「サイレントキラー」などと言ったりします。動脈硬化の症状、予兆となる身体的なシグナルが他の沢山の病気と重なっていたり似ていたりするのも症状の進行を止められない原因といえるでしょう。