動脈硬化と肥満は密接に関わっていると言われています。とくに、動脈硬化は初期の状態ではほとんど症状として現れにくく、水面下でゆっくりと進行していく病気といわれています。
そういった意味で肥満は見た目ですぐに判断できる動脈硬化の一症状といえるでしょう。
では肥満とはどういった症状をいうのでしょうか?
一般的には体脂肪の割合で肥満であるかそうでないかを判定しているようです。
体脂肪率の正常値は男性の場合、15から20%、女性の場合は20から25%といわれています。
肥満であると判断される体脂肪率は男性で25%以上、女性では30%以上の場合を指すようです。
肥満は生活習慣病といわれ、食べすぎと運動不足を繰り返し、長い時間をかけて続けていくうちになるものだといわれています。
中高年に多いといわれますが、近年の欧米化した食生活やストレス社会により若いうちから肥満になる方も増えてきています。
肥満のタイプには二種類あり、内臓脂肪型肥満(上半身肥満)と皮下脂肪型肥満(下半身方肥満)があります。
そのうち内臓脂肪型肥満は動脈硬化と密接な関係があるといわれています。
動脈硬化によって起こる病気は、肥満によっておこる病気と重なる部分が多く、高脂血症や糖尿病、高血圧、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因といわれています。
内臓脂肪型肥満をふくめ、高脂血症、糖尿病、高血圧の4要素のことを「死の四重奏」というそうです。
肥満の状態は、自動車で表せば過積載の状態です。
なので、走らずともそのままで、負担がかかっている状態であり、肥満であるだけで、内臓に負担をかけているといいます。
動脈硬化の起因となる症状の中で圧倒的に多いのが粥状(アテローム)動脈硬化といわれ、肥満を誘発するコレステロールとの関係が深いといわれています。
そのため、肥満の解消は、動脈硬化の予防、改善につながるといえます。
日々の生活習慣の見直すことで動脈硬化、肥満に陥らないようにしたいですね。
動脈硬化の症状を予防、改善することはとても大切です。そのためにも動脈硬化がどういった原因で引き起こされるのか、起きる確率が高まるのかを知っておくことは重要です。肥満、高血圧、高脂血症などに関して。
動脈硬化は高齢者がなる病気だと思っている人は少なくないかもしれません。動脈硬化の社会の位置づけ、認識としては、成人病の代表格といったところでしょうが、若いからといって無視できる病気ではないということを心しておく必要があります。
動脈硬化と高脂血症の関係は非常に結びつきがつよく、動脈硬化患者の大半が高脂血症によって引き起こされているといってもいいすぎではありません。高脂血症は、高血圧症、糖尿病など有名な病気に比べ、印象がピンとこないかもしれませんが、自覚症状が出たら、もう動脈硬化の進行がかなり進んでいる状態です。
喫煙は動脈硬化を進行させる原因の一つといわれ、その作用は日ごろ目にする紙巻煙草が、葉巻に比べても圧倒的に動脈硬化を進行させる作用があるといいます。煙草がなぜ動脈硬化と関係があるかというと、たばこに含まれるニコチンと一酸化炭素が影響を与えている為だといいます。
動脈硬化につながる原因のひとつとして高血圧があげられます。高血圧が要因となる病気は様々多岐にわたるため、動脈硬化の進行と同時に別の病気が進行して表面化する、といった合併症を起こす可能性もあります。高血圧を予防することは、症状が進行しないと表面化しないため難しいかもしれませんが、まめに血圧を測るなどして普段の自分の血圧を知っておくことが、まず第一だと思われます。